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イスラエルがガザ空爆、20人死亡 米は停戦案へのハマス回答待ち

2025年07月05日(土)00時08分

現地の保健当局によると、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザで4日未明にも空爆を行い、少なくとも20人が死亡した。2024年11月撮影(2025年 ロイター/Ahmed Mustafa)

Alexander Cornwell Nidal al-Mughrabi

[テルアビブ/カイロ 4日 ロイター] - 現地の保健当局によると、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザで4日未明にも空爆を行い、少なくとも20人が死亡した。イスラエル軍は今のところコメントを出していない。

トランプ米大統領は4日、パレスチナのイスラム組織ハマスがイスラエルとの停戦を巡る米国の「最終提案」を受け入れるかどうかは、24時間以内に明らかになるだろうと述べている。

これまで戦争の恒久的な終結に向けた合意にのみ同意すると宣言してきたハマスは、この提案を検討しているとは述べたものの、受け入れるか拒否するかについては公に表明していない。

一方、イスラエルのネタニヤフ首相も、トランプ大統領の発表についてまだコメントしていない。

ネタニヤフ首相はハマスの武装解除を繰り返し主張しているが、ハマスは武装勢力は今のところこれについて議論することを拒否している。

テルアビブでは、米独立記念日に際して米大使館前で開催されたデモにガザ人質の家族や友人らが参加し、トランプ大統領に対し人質全員の返還について合意を得るよう求めた。

ロイター
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