イスラエル軍のガザ空爆で30人死亡、救助隊員やジャーナリスト

REUTERS/Hatem Khaled
[カイロ 25日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザで25日、イスラエル軍の空爆により、救助隊幹部やジャーナリストを含む少なくとも30人のパレスチナ人が死亡した。
医療関係者によると、イスラエル軍は南部カーンユーニス、北部ジャバリア、中部ヌセイラットを空爆。各地で死者が出た。
ジャバリアでは、地元ジャーナリストのハッサン・マジディ・アブ・ワルダ氏とその家族数人が死亡。
ヌセイラットでは同地域の民間緊急サービス幹部アシュラフ・アブ・ナル氏と妻が死亡した。
ハマスが運営するガザ政府のメディアオフィスによると、アブ・ワルダ氏の死により、2023年10月以降ガザで殺害されたパレスチナ人ジャーナリストの数は220人に上ったという。
イスラエル軍の声明によると、エヤル・ザミール参謀総長が25日にカーンユニスの部隊を訪問し、「これは終わりのない戦争ではない」と述べ、ハマスが指揮統制を含む資産のほとんどを失ったと伝えた。
ザミール氏は「われわれは人質を連れ帰り、ハマスを解体し、その支配を取り除くためにあらゆる手段を講じる」と語ったという。
声明は25日の攻撃については触れていない。