米ハーバード大の留学生問題、林官房長官「高い関心持ち注視」 日本人に影響も

林芳正官房長官は23日午前の閣議後会見で、トランプ米政権がハーバード大学の留学生受け入れ資格を取り消すと発表したことについて、「日本人留学生も多数在籍しており、政府としても高い関心を持って注視をしている」と述べた。写真は2024年7月、東京で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 23日 ロイター] - 林芳正官房長官は23日午前の閣議後会見で、トランプ米政権がハーバード大学の留学生受け入れ資格を取り消すと発表したことについて、「日本人留学生も多数在籍しており、政府としても高い関心を持って注視をしている」と述べた。
自身もハーバード大学の行政大学院を修了している林官房長官は「新たな措置の詳細を確認した上で、日本人学生への影響を抑えるべく米側に働きかけるなど、必要な対応を行っていく」と語った。
ハーバード大学がホームページ上で公表している日本人学生数は、2022年時点で100人。留学生数は中国が最多で、次いでカナダ、インド、韓国、英国、ドイツ、オーストラリア、シンガポール、日本の順だった。