ネタニヤフ首相、トランプ米大統領との不和観測を否定

5月21日、 イスラエルのネタニヤフ首相(写真)はランプ米大統領が湾岸諸国を歴訪した際にイスラエルに立ち寄らなかったことで台頭している米政権との不和の観測を否定した。エルサレムで同日代表撮影(2025年 ロイター)
[エルサレム 21日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は21日、トランプ米大統領が湾岸諸国を歴訪した際にイスラエルに立ち寄らなかったことで台頭している米政権との不和の観測を否定した。
トランプ氏はサウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)を訪問し、一連の大型取引を成立させたが、イスラエルは素通り。イスラエルへの攻撃を続けるイエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する攻撃の停止も表明した。
ネタニヤフ氏は米国との不和の観測が出ていることについてこれまで公の場でコメントしていなかったが、この日の記者会見で、約10日前にトランプ大統領と話し、トランプ氏から「私はあなたとイスラエルに全力でコミットしているということを知っておいてほしい」と言われたと語った。