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ポーランド「フェイスブック通じ大統領選に干渉の動き」、海外出資か

2025年05月15日(木)00時54分

ポーランドは14日、米フェイスブック上の広告を使って同国の大統領選挙運動への干渉を試みる動きが見られたことを明らかにした。写真は13日、クラクフで撮影(2025年 ロイター/Kacper Pempel)

Karol Badohal

[ワルシャワ 14日 ロイター] - ポーランドは14日、米フェイスブック上の広告を使って同国の大統領選挙運動への干渉を試みる動きが見られたことを明らかにした。同広告の資金は海外から提供された可能性があるという。フェイスブック側はこの主張に異議を唱えている。

サイバーセキュリティーを扱う国立研究機関「NASK」は、「フェイスブックのプラットフォーム上で、海外から資金提供を受けた可能性のある政治広告を特定した」と発表。問題とされる広告アカウントは、過去7日間でどの選挙委員会よりも多くの資金を政治広告に使用していたと指摘した。ただ、資金の出所となった可能性のある国については言及しなかった。    

ルーマニアがロシアによる介入疑惑を巡り、昨年12月に大統領選の第1回投票の結果を無効として以来、欧州各国政府は選挙干渉の兆候に警戒を強めている。ロシアはこれを否定している。

ポーランドでは大統領選の第1回投票が今月18日に実施される。

ロイター
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