北朝鮮の金総書記、自爆型ドローンの量産移行を指示=KCNA

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、自爆型無人機(ドローン)の性能試験を指導し、量産に移行するよう指示した。朝鮮中央通信(KCNA)が11月15日に伝えた。10月7日、平壌で撮影されたKCNA提供写真(2024年 ロイター)
[ソウル 15日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、自爆型無人機(ドローン)の性能試験を指導し、量産に移行するよう指示した。朝鮮中央通信(KCNA)が15日に伝えた。
金氏は以前も性能試験を指導している。北朝鮮とロシアの軍事協力が急速に進展する中、自爆型ドローン開発でロシアから技術支援を受けている可能性に関心が向けられている。同機はウクライナ戦争で多数使われている。
KCNAによると、金総書記は可能な限り早期に連続生産システムを構築し、本格的な量産に入る必要性を強調した。
全世界でドローンを軍事目的に使用する競争が加速しており、軍事当局はさまざまな規模の紛争におけるドローンの成功を認めているだろうと述べた。
「このような客観的変化は、軍事理論や実践、教育の多くの部分を更新する緊急性を示している」とした。