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EU、中国の医療機器市場を調査 「入札で国内企業優遇」

2024年04月24日(水)18時24分

[ブリュッセル 24日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会は24日、中国の医療機器の公共調達に関する調査を開始した。欧州のメーカーが公正なアクセスを認められているか調査する。EUの機関誌が明らかにした。

EUの「国際公共調達規則」の下で初の調査となる。同規則は国際公共調達市場へのアクセスについて互恵主義を促進する目的で導入された。

調査の結果、中国の医療機器メーカーがEUの公共入札への参加を制限される可能性もある。

中国外務省の汪文斌報道官は定例会見で調査に関する質問に対し、「EUはこれまで経済・貿易による手段や貿易救済措置を頻繁に活用し、保護主義的なシグナルを発信し、中国企業を標的にしてEUのイメージを傷つけてきた」と述べた。

「EUは常に世界で最も開かれた市場だと自賛しているが、外から見れば一歩一歩保護主義に向かっているのは明らかだ」とし、「あらゆる口実を用いて理由もなく中国企業を抑圧し、制限することをやめるべきだ」と発言した。

欧州委は中国の入札で国内企業が不当に優遇されている疑いがあると主張。「バイ・チャイナ」政策、輸入制限、営利企業が提示できないような異常な低価格での応札などを挙げた。

「欧州委の予備的評価では、これらの措置や慣行はEUの経済事業者のアクセスを法的かつ事実上、深刻かつ繰り返し阻害する結果となっている」と指摘した。

影響を受ける医療機器には、整形外科用器具、歯科用、獣医用、外科用の機器やガーゼ、包帯などが含まれる。

欧州委は中国に対し、意見書の提出と、指摘された措置・慣行の撤廃・是正に向けた欧州委との協議を呼びかけている。

調査は9カ月以内に終了する予定だが、欧州委はさらに5カ月間、調査を延長できる。

ロイター
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