ニュース速報
ワールド

米国防長官、医師団が追加治療の必要性を示唆=ホワイトハウス

2024年01月15日(月)11時37分

米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は14日、入院しているロイド・オースティン国防長官(写真)について、医師団が追加の治療が必要になるかもしれないとの見解を示したと明らかにした。テルアビブで昨年12月撮影(2024年 ロイター/VIOLETA SANTOS MOURA)

Nandita Bose

[ワシントン 14日 ロイター] - 米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は14日、入院しているロイド・オースティン国防長官について、医師団が追加の治療が必要になるかもしれないとの見解を示したと明らかにした。

カービー氏はCBSテレビの番組「フェース・ザ・ネーション」で「(オースティン氏が)いつ退院できるかは今後分かるだろうが、明らかに医師団は追加の治療が必要だと感じているようだ。その一部は理学療法だ」と説明した。

カービー氏は、バイデン大統領とオースティン国防長官は「毎日定期的にコミュニケーションをとっている」と指摘、国防長官は病院から引き続き「積極的に業務に携わっている」と述べた。

国防総省は14日、オースティン氏は現在も入院中で、経過は良好と発表。退院の日程は不明だという。

70歳のオースティン氏は昨年12月22日、前立腺がんの治療でメリーランド州のウォルター・リード軍医療センターに入院。その後退院したが、1月1日に尿路感染症などの合併症のため再度入院した。

バイデン大統領は12日、オースティン氏の極秘入院は判断ミスという意見に同意したが、引き続き長官を信頼していると述べた。オースティン氏が入院をバイデン大統領に知らせなかったことは議員から批判されていた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場・午前=急騰、S&P500が3月以来の

ワールド

トランプ氏、カタールからの航空機受領を正当化 政権

ビジネス

英中銀政策委員、物価高警戒 「高い上昇圧力」と指摘

ワールド

印首相「パキスタンはテロインフラ排除を」、国際社会
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:2029年 火星の旅
特集:2029年 火星の旅
2025年5月20日号(5/13発売)

トランプが「2029年の火星に到着」を宣言。アメリカが「赤い惑星」に自給自足型の都市を築く日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映った「殺気」
  • 3
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王子との微笑ましい瞬間が拡散
  • 4
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 5
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 6
    「出直し」韓国大統領選で、与党の候補者選びが大分…
  • 7
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因…
  • 8
    「がっかり」「私なら別れる」...マラソン大会で恋人…
  • 9
    ロシア艦船用レーダーシステム「ザスロン」に、ウク…
  • 10
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 7
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 8
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 9
    ついに発見! シルクロードを結んだ「天空の都市」..…
  • 10
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中