米下院共和党、バイデン氏弾劾調査採決に向け決議案提出

12月7日、米下院共和党は、バイデン大統領(写真)に対する弾劾調査を承認するための採決に向けた手続きを進めた。写真はワシントンで3日撮影(2023年 ロイター/Nathan Howard)
Makini Brice
[ワシントン 7日 ロイター] - 米下院共和党は7日、バイデン大統領に対する弾劾調査を承認するための採決に向けた手続きを進めた。
下院共和党は、オバマ政権の2009─17年にバイデン氏が副大統領として参加した政策決定から同氏とその家族が不正利益を得ていると非難。また、同氏の息子で実業家のハンター氏に関する調査を司法省が不適切に妨害したとも非難している。同省は不正行為を否定している。
共和党のケリー・アームストロング下院議員は、本会議で調査承認採決を行うための決議案を提出した。
この決議案がいつ本会議で採決されるかは現時点で不明。ジョンソン下院議長の広報担当者からはコメントを得られなかった。
一方、ホワイトハウスは事実に基づかない党派的なものだとして、下院共和党による動きを非難している。