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米国務長官イスラエル再訪、ガザ人道支援計画で合意 詳細は示さず
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ブリンケン米国務長官は16日、イスラム組織ハマスとの軍事衝突が続くイスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相と人道支援を巡り会談した。2022年7月撮影(2023年 ロイター/Olivier Douliery)
Humeyra Pamuk
[テルアビブ 17日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は先週に続いてイスラエルを訪問し、イスラム組織ハマスを利することなくパレスチナ自治区ガザの住民に人道支援を行う計画の策定で合意したと発表した。計画の詳細については示さなかった。
また、バイデン米大統領が18日にイスラエルを訪問すると明らかにした。
ブリンケン氏はイスラエルのネタニヤフ首相と17日未明まで9時間にわたって会談。ハマスが実効支配するガザの人道危機解決に向け話し合った。
会談中に空襲警報が発令され、地下の防空壕に避難する一幕があった。避難していたのは約5分間で、その後はイスラエル国防省司令部に移動して会談を再開したという。
ブリンケン氏はハマスとイスラエルの軍事衝突を受け12日にイスラエルを訪問してネタニヤフ氏と会談した。その後、ヨルダンやサウジアラビア、エジプトなど中東の主要国を訪問し、この日イスラエルを再度訪問した。
イスラエルのガラント国防相もブリンケン氏と会談した。国防相はその後の会見で「これは長い戦いになる。代償も大きいだろう。しかし、われわれはイスラエルとユダヤ人、その価値や信念のために勝利する」と強調した。