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ロシアの意図的なルーマニア攻撃の形跡ない=NATO
2023年09月07日(木)19時01分
9月7日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長(写真)は、ルーマニア領内でドローンの破片が見つかったことについて、ロシアがルーマニアを意図的に攻撃した形跡はないと述べた。写真はビリニュスで7月撮影(2023年 ロイター/Kacper Pempel)
[ブリュッセル 7日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は7日、ルーマニア領内でドローン(無人機)の破片が見つかったことについて、ロシアがルーマニアを意図的に攻撃した形跡はないと述べた。
ウクライナは4日、ロシア軍がウクライナ南部オデーサ(オデッサ)州のドナウ川沿いのイズマイル港をドローンで攻撃した際、ロシアのドローンがNATO加盟国であるルーマニアの領土に落下し爆発したと発表。ルーマニアのティルバル国防相は6日、ロシアのドローンの部品がルーマニア領内に落下した可能性があると述べた。
ストルテンベルグ事務総長はこれについて欧州連合(EU)の議員に「ロシアによる意図的な攻撃を示す情報はなく、現在行われている調査の結果を待っている」とした上で、ロシアの空爆がNATO加盟国のすぐ近くで行われる危険性を強調。「これは事件や事故が起きるリスクを示している」と述べた。
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