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タイの景気回復続く、金利は徐々に正常化へ=中銀総裁

2023年07月19日(水)13時44分

タイ中央銀行のセタプット総裁は19日、国内の景気回復は続くとし、成長率が今年上期に2.9%、下期には4.2%になるとの見通しを示した。2020年10月、バンコクで撮影(2023年 ロイター/Chalinee Thirasupa)

[バンコク 19日 ロイター] - タイ中央銀行のセタプット総裁は19日、国内の景気回復は続くとし、成長率が今年上期に2.9%、下期には4.2%になるとの見通しを示した。記者会見で明らかにした。

潜在的な経済成長を支援するとともにインフレを抑制するため、引き続き政策金利の正常化を徐々に進めていくと述べた。

また、今年は外国人観光客が2900万人に達する見込みだが、成長の主なけん引役である輸出は下期に上向くものの年間で横ばいになると指摘した。

国内のインフレ率は低下しているものの、景気回復が続く中、中銀は8月2日の次回会合で追加利上げを実施すると予想されている。

中銀はインフレ抑制に向け、昨年8月から計150ベーシスポイント(bp)の利上げを実施し、政策金利は2%となっている。

ロイター
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