[7日 ロイター] - ロシアが任命したウクライナ南部ヘルソン州の責任者、ウラジーミル・サルド氏は7日、南部ヘルソン州で6日に起きた大型ダムの決壊はロシア軍に戦術的優位をもたらしたと語った。

サルド氏は「軍事的には、状況は作戦面でも戦術面でもロシア軍に有利に働いた」と指摘。ダム決壊とそれに伴う洪水により、ロシアはこの地域での防衛が容易になるとの見方を示した。

一方、米国拠点のシンクタンクCNAのロシア軍専門家、マイケル・コフマン氏は「カホフカダムは軍事活動が行われるであろう場所から少なくとも160キロ離れている」とし、ウクライナの当面の反攻計画に支障をきたすとは考えにくいと述べた。

また、ロシアの戦線が大幅に短縮されたわけでもなく、洪水によってロシアが支配している側の塹壕(ざんごう)の第一線もおそらく破壊されるとの見通しを示した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。