ウクライナ大統領、ダム決壊後に国連・赤十字の支援なく「衝撃」＝独紙

ウクライナのゼレンスキー大統領は７日、南部ヘルソン州で６日に起きた大型ダムの決壊後、同国首相が支援を呼びかけたものの、国連や赤十字が援助に駆け付けなかったことに「衝撃」を受けたと述べた。独ビルド紙などが報じた。写真は６月１日、訪問先のモルドバで記者会見するゼレンスキー大統領（２０２３年　ロイター／Vladislav Culiomza）

[ベルリン ７日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は７日、南部ヘルソン州で６日に起きた大型ダムの決壊後、同国首相が支援を呼びかけたものの、国連や赤十字が援助に駆け付けなかったことに「衝撃」を受けたと述べた。独ビルド紙などが報じた。

シュミハリ首相はダム決壊を受けて国際的な人道支援団体に緊急支援を要請した。しかしゼレンスキー大統領によると、決壊から数時間が経っても何返事はなく、支援は得られなかったという。