スーダンから100万人超が流出の恐れ、10月までに＝国連

国連難民高等弁務官事務所（ＵＮＨＣＲ）の当局者は２９日、１０月までに約１００万人がスーダンから流出するとの予測は保守的かも知れないとの見方を示した。４月撮影（２０２３年　ロイター/Rula Rouhana）

[カイロ ２９日 ロイター] - 国連難民高等弁務官事務所（ＵＮＨＣＲ）の当局者は２９日、１０月までに約１００万人がスーダンから流出するとの予測は保守的かも知れないとの見方を示した。

４月１５日に国軍（ＳＡＦ）と準軍事組織「即応支援部隊（ＲＳＦ）」の衝突が勃発して以来、すでに３５万人以上が国外に逃れた。そのほとんどがエジプト、チャド、南スーダンに向かっている。首都ハルツームなどでは今も激しい戦闘が繰り広げられ、１００万人以上が避難生活を強いられている。