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中国、衛星「北斗3号」打ち上げに成功 独自測位システム完成へ
2020年06月23日(火)16時44分
6月23日、中国は、衛星測位システム「北斗衛星導航系統」を構成する35基の衛星のうち、最後の「北斗3号」を打ち上げ、軌道に乗せることに成功したと発表した。 四川省の西昌衛星発射センターで撮影。提供写真(2020年 ロイター/China Daily)
[北京 23日 ロイター] - 中国は23日、衛星測位システム「北斗衛星導航系統」を構成する35基の衛星のうち、最後の「北斗3号」を打ち上げ、軌道に乗せることに成功したと発表した。
衛星打ち上げは当初6月16日の予定だったが、技術的な問題から直前に中止されていた。
「北斗衛星導航系統」は、米軍が運用する全地球測位システム(GPS)依存からの脱却を目指し、中国が推計100億ドルを投じて1990年代から独自に開発を進めている。
中国のみをカバーする「北斗1号」は2000年、アジア太平洋地域をカバーする「北斗2号」は2012年に打ち上げられた。「北斗3号」の打ち上げにより、独自の全地球測位システムが完成する見込み。
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