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トランプ氏、バイデン氏と「非常に友好的な」協議 新型コロナ巡り
4月6日、トランプ米大統領は新型コロナウイルス危機への政府の対応を巡り、民主党のバイデン前副大統領と協議した。5日撮影(2020年 ロイター/Joshua Roberts)
[6日 ロイター] - トランプ米大統領は6日、新型コロナウイルス危機への政府の対応を巡り、民主党のバイデン前副大統領と「非常に友好的な」協議を行ったと明らかにした。
協議は約15分続いたという。
トランプ氏は新型コロナに関する記者会見で、「われわれは実に素晴らく、温かい話し合いを行った。彼は自分の見解を述べ、私は十分な理解を示した。非常に友好的な協議だった」と語った。
バイデン氏の選対幹部ケート・ベディングフィールド氏が発表した声明によると、バイデン氏は「新型コロナウイルスのパンデミックへの対応として政権が現在取り得る行動について複数の提案を行った」という。
ベディングフィールド氏も「良い電話協議」だったとしている。
米大統領選の民主党候補指名争いをリードするバイデン氏は、トランプ氏の危機対応を批判してきたが、先週、協議を申し出た。
これを受け、トランプ氏も協議に応じる姿勢を示していた。
米国での新型コロナによる死者は6日時点で1万0674人に達し、感染者は36万人を超えている。ニューヨーク、ニュージャージー両州の知事は6日、新型コロナ危機が安定期に差し掛かりつつある可能性を示す初期の兆候が見られると述べたが、予断を許さない状況が続いている。
*内容を追加しました。