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中国新疆政府、ウイグル族拘束の報道は「フェイクニュース」と一蹴

2019年11月19日(火)15時50分

 中国の新疆ウイグル自治区政府は18日、国営メディアで、米ニューヨーク・タイムズ紙が400ページにわたる内部文書を含めて報じたウイグル族イスラム教徒の拘束報道は「でっち上げ」であり、「悪意ある外国勢力」が先導したものとの声明を発表した。写真は同自治区のカシュガル市で2018年9月6日撮影(2019年 ロイター/Thomas Peter)

[北京 19日 ロイター] - 中国の新疆ウイグル自治区政府は18日、国営メディアで、米ニューヨーク・タイムズ紙が400ページにわたる内部文書を含めて報じたウイグル族イスラム教徒の拘束報道は「でっち上げ」であり、「悪意ある外国勢力」が先導したものとの声明を発表した。

国連の専門家や人権団体は、ウイグル族などを含め100万人以上が施設に収容されていると推定。国際社会から批判が噴出している。

同紙は中国の習近平国家主席が2014年に新疆当局者らに行った一連の発言や指示文書として、家族が拘束された学生との接し方などを報じている。

新疆政府は声明で、報道は「フェイクニュース」で「完全な共謀であり、国内外の悪意ある勢力がでっち上げたもの」と一蹴した。ただ、どの部分がでっち上げか詳細は明らかにしなかった。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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