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原油先物1%超下落、米中通商協議巡る不透明感で

2019年11月19日(火)06時30分

米国時間の原油先物は1%超下落し、前週の上昇分を吐き出した。米中通商協議を巡る不透明感が重しとなった。テキサス州ミッドランドで8月撮影(2019年 ロイター/JESSICA LUTZ)

[ヒューストン 18日 ロイター] - 米国時間の原油先物は1%超下落し、前週の上昇分を吐き出した。米中通商協議を巡る不透明感が重しとなった。

北海ブレント先物の清算値は0.86ドル(1.4%)安の1バレル=62.44ドル。米WTI原油先物は0.67ドル(1.2%)安の57.05ドル。両先物は前週、2週連続の上昇を記録し、北海ブレントは1.3%、WTIは0.8%上昇していた。

CNBCが18日、中国政府が米国との通商合意を巡り悲観的なムードになっていると報道。これを受け、米主要3株価指数が前週の高値から下落し、価格下押し要因になったとアナリストは指摘した。

アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「原油先物は米中通商協議の動向に非常に反応しやすい状態になっており、協議が行き詰まれば価格は下落する」と述べた。

ロイター
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