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米司法長官、ロシア介入疑惑で特別検察官から聴取=司法省
1月23日、米司法省は米大統領選挙へのロシア介入疑惑を巡る捜査を進めるモラー連邦特別検察官のチームが前週、セッションズ司法長官に事情聴取していたことを明らかにした。写真は2017年12月15日、司法省で記者会見するセッションズ長官(2018年 ロイター/Joshua Roberts)
[ワシントン 23日 ロイター] - 米司法省は23日、米大統領選挙へのロシア介入疑惑を巡る捜査を進めるモラー連邦特別検察官のチームが先週、セッションズ司法長官に事情聴取していたことを明らかにした。
モラー特別検察官のチームがトランプ政権の閣僚を事情聴取するのは今回が初めてとみられる。
また、関係筋によると、モラー特別検察官のチームは、トランプ氏が昨年5月にコミー連邦捜査局(FBI)長官を解任した直後にコミー氏と面会していた。コミー氏の解任を受けて司法省のローゼンスタイン副長官は、モラー氏をロシア疑惑捜査を指揮する特別検察官に指名した。
モラー特別検察官は、2016年の大統領選期間中のセッションズとロシアのキスリャク駐米大使との面会や、トランプ大統領のコミー氏解任におけるセッションズ氏の関与に関心を持っているとみられている。
トランプ大統領は、セッションズ司法長官への事情聴取について記者団から質問された際「まったく懸念していない」と述べた。
司法省の報道官は、モラー特別検察官のチームが先週、数時間にわたりセッションズ氏に事情聴取したとのニューヨーク・タイムズ紙の報道を確認したが、詳細は明らかにしなかった。セッションズの弁護士はコメントを拒否している。コミー氏からはコメントを得られていない。
*内容を追加し、見出しを修正しました。