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ECBの政策変更検討は時期尚早=オーストリア中銀総裁

2016年07月01日(金)19時16分

 7月1日、ECB理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁は、英国のEU離脱決定を受けてECBが政策変更を検討するのは時期尚早との見解を明らかにした。ウィーンで先月撮影(2016年 ロイター/Leonhard Foeger)

[ウィーン 1日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁は1日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定を受けてECBが政策変更を検討するのは時期尚早との見解を明らかにした。

総裁は記者団に「(金融政策の)詳細な全体像を示すのはかなり早い。法的にはまだ何も変わっていない。英国は依然としてEUの完全な加盟国だ」と語った。

「われわれはパニック的な反応に対して、予防的な安全措置をとった。大半はECBとイングランド銀行(英中銀)による資金供給だ」と説明した。

ロイター
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