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G7外相、北朝鮮を批判 「核兵器廃絶の取り組み複雑に」
2016年04月11日(月)17時22分
4月11日、主要7カ国(G7)の外相は、「広島宣言」を発表し、核兵器なき世界の実現に向けた取り組みは、繰り返される北朝鮮の挑発行為やシリアやウクライナ情勢の悪化で一層複雑化しているとの認識を示した。写真はジュネーヴで2014年10月撮影(2016年 ロイター/Denis Balibouse)
[広島 11日 ロイター] - 主要7カ国(G7)の外相は11日、「広島宣言」を発表し、核兵器なき世界の実現に向けた取り組みは、繰り返される北朝鮮の挑発行為やシリアやウクライナ情勢の悪化で一層複雑化しているとの認識を示した。
また、北朝鮮が21世紀になってから4回の核実験を実施したことは極めて遺憾だとした。
宣言は「すべての人々にとってより安全な世界の実現と、核兵器のない世界に向けた環境醸成へのコミットメントを再確認する。この取り組みは、シリアやウクライナなど一部地域の状況悪化や、とりわけ北朝鮮が繰り返す挑発行為により一層複雑になっている」と指摘。
北朝鮮については「1月6日の核実験と、2月7日、3月10日、3月18日に実施した弾道ミサイル技術を用いた発射を最も強い表現で非難する。21世紀に4回の核実験を行ったことは大変遺憾だ」と厳しく批判した。
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