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イスラム国「英国人」リーダー格が空爆で死亡、覆面男か=監視団

2015年11月13日(金)19時27分

 11月13日、非政府組織「シリア人権監視団」は、過激派「イスラム国」の「英国人」リーダー1人と外国出身戦闘員3人が、シリア北部ラッカで行われた米主導の空爆で死亡したと発表。だが、死亡したのが黒い覆面の男、通称「ジハーディ・ジョン」(写真)であるかどうかは明らかにしなかった。写真は2月にロイターが入手した提供映像より(2015年 ロイター/SITE Intel Group)

[ベイルート 13日 ロイター] - 非政府組織「シリア人権監視団」は13日、過激派組織「イスラム国」のリーダー格の「英国人」メンバー1人と外国出身の3人が、シリア北部ラッカで行われた米主導の空爆で死亡したと発表した。

シリア人権監視団のアブドルラフマン代表はロイターに対し、英国人1人を含む、イスラム国のリーダー格の外国人メンバー4人が乗った車が米空爆を受けたと説明。

同代表は「現地の関係筋すべてが、重要人物の英国人の遺体がラッカの病院にあり、それが『ジハーディ・ジョン』のものだと述べているが、わたしは確認できていない」と語った。

米当局者は13日、同地域での空爆で、日本人ジャーナリスト後藤健二さんらを殺害したとみられるイスラム国の黒い覆面の男、通称「ジハーディ・ジョン」が死亡した可能性があるとの見方を示していた。

「ジハーディ・ジョン」の本名はモハメド・エンワジで、クウェート出身の英国人。昨年夏以降、イスラム国が人質を殺害したとする映像に何度も登場し、英国特有のアクセントで話していた。

*内容を追加して再送します。

ロイター
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