金が1.4%反発、中東紛争拡大で安全資産に買い
4日の金現物相場は反発し、前日比1.4%上昇している。中東紛争の拡大を受けて世界的に金融市場が動揺する中、安全資産とされる金への需要が改めて強まった。写真は2006年11月、ニューヨークのアメリカ自然史博物館で撮影(2026年 ロイター/Mike Segar)
Noel John
[4日 ロイター] - 4日の金現物相場は反発し、前日比1.4%上昇している。中東紛争の拡大を受けて世界的に金融市場が動揺する中、安全資産とされる金への需要が改めて強まった。前日に約1週間ぶりの安値を付けた反動もあり、買い戻しが優勢となっている。
金現物価格は0453GMT(日本時間午後1時53分)時点で前日比1.4%高の1オンス=5157.30ドル。ニューヨーク市場の金先物4月物も0.8%高の5165.80ドル。
前日の金相場は、紛争長期化によるインフレ懸念やドル高、利下げ観測の後退を背景に4%超下落し、2月20日以来の安値を付けていた。
テイスティライブのグローバルマクロ責任者、イリヤ・スピバック氏は、金相場は昨年初めからドルや利回りの動きに左右されない独自の回復力を示してきたとし、前日の売りを払拭して上昇する可能性があると述べた。
OCBCのストラテジスト、クリストファー・ウォン氏は「地政学リスクに伴う原油高はインフレ懸念を増幅させ、金融緩和の見通しを複雑にしている」と分析。その一方で「地政学的な不透明感や政策の予測不能さ、分散投資といった、金相場を下支えする構造的な要因に変化はない」との見方を示した。
前日に8%超急落した銀現物は3.1%高の1オンス=84.61ドルに反発。プラチナは2.1%高の2126.50ドル、パラジウムは1.6%高の1673.38ドル。
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