米GM、投資削減でもEVなお「最終目標」 =CEO
Nora Eckert Kalea Hall
[デトロイト 12日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は、トランプ政権による燃費規制緩和の推進が、目まぐるしく変化する貿易政策以上に同社の事業に影響を及ぼしているという認識を示した。今週デトロイトで開催される北米国際自動車ショーに先立ち、自動車記者協会のイベントで述べた。
バーラ氏は、政権の政策により、「かなり大幅な変更を余儀なくされた」と述べ、数十億ドル相当の電気自動車(EV)投資を削減する一方で、内燃エンジン車への傾倒を強める決断を下したことに言及した。
トランプ大統領はガソリン車の販売を容易にする取り組みの一環として、長年業界の指針となってきた燃費規制の大幅緩和を推進。また、昨年9月下旬にはEVに対する7500ドルの消費者向け税額控除を廃止し、EV需要の急減を招いた。
バーラ氏は充電が容易になり価格が下がれば、最終的にはEVが米国で普及すると引き続き信じているとし、GMは依然としてEVを「最終目標」と見なしていると語った。
「インセンティブがなければもっと時間がかかるだろうが、それでも時間が経てばそこにたどり着けると思っている」と、完全なEVへの移行について語った。
GMはプラグイン・ハイブリッド車を開発中で、従来のハイブリッド車も検討していると繰り返した。その上で、顧客にとってより優れた製品であるEVに今後も力を入れていくと述べた。
各メーカーはEV事業の見直しに動いており、昨年12月には同業フォード・モーターが数四半期にわたって195億ドルの損失を計上すると表明した。一部のEVプログラムを中止した。
GMは今月、(EV)投資の一部撤回に伴って60億ドルの損失を計上すると発表した。
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