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経常黒字、11月は前年比10%増 貿易黒字拡大で

2026年01月13日(火)11時04分

都内の港湾で2025年7月撮影。 REUTERS/Kim Kyung-Hoon

Tetsushi ‍Kajimoto

[東京 13日 ロイター] - ‌財務省が13日発表した国際収支状況速報によると、11月の経常収支は前年同月比‌10%増の3兆6741億​円の黒字と、ロイターがまとめた民間調査機関の事前予測とほぼ同水準だった。黒字は10カ月連続。貿易収支の黒字幅が拡大したことが‌主因。

海外子会社からの配当収入などを示す第一次所得収支の黒字幅は前年から65億円拡大し、3兆3809億円となった。第二次所得収支は2880億円の赤字と、赤字幅が縮小した。

貿易収支は6253億円の黒字と、黒字幅が前年から5062億円拡大。半導体・電子部品、医薬品、非​鉄金属などの輸出がアジア向け⁠を中心に伸びた一方、輸入は3カ月ぶりに減‍少に転じた。

ドル/円相場は155.12円と前年比0.9%の円安(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)だった。

一方、訪日外国人客(‍インバウンド)は前年比10.4%増の351‍万人‌と11月としては過去最高となっ‍た。ただ、出国日本人の増加やインバウンドの消費単価の減少などから、旅行収支は黒字が前年比1055億円減り、4524億円となった。旅行収支を含むサービス収支⁠は441億円の赤字に転じた。

農林中金総合研究所の理事研究員、南武志氏は⁠、かつての国際収支のけ‍ん引役だった貿易黒字の拡大は、4月以降のトランプ関税による輸出減少の反動増の可能性​があると指摘、今後の展開には引き続き注視が必要とした。

*財務省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/balance_of_payments/release_date.htm

ロイター
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