ECBは金利変更必要ない、各国は成長促進を=ポルトガル中銀総裁
写真はペレイラ ・ポルトガル中銀総裁。2025年9月、リスボンで撮影。REUTERS/Pedro Nunes
[リスボン 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのペレイラ・ポルトガル中銀総裁は、ECBの金融政策はすでに経済支援に必要な役割を果たしており、金利を変更する理由はないとの見解を示した。その上で、ユーロ圏の成長を押し上げるために各国政府に一段の取り組みを求めた。
ペレイラ氏は7日の国営放送局RTPのインタビューで、ユーロ圏は「物価安定の状況」にあるとの認識を示した。また、インフレ率が目標の2%前後に落ち着くとECBが見込んでいると述べた。
「(インフレ率が)このまま推移するなら、金融政策を変更する理由はない。金融政策は経済を支援するために必要な措置をすでに講じた」と語った。
仮に欧州連合(EU)の成長が鈍いとしても、それはECBの政策の責任ではないと指摘した。消費喚起に向けてサービス、輸送、電力などの分野で単一市場を一層深化させるようEUに促した。
「現在必要なのは、各国政府とEUが成長力を高める構造改革を進めることだ」と指摘した。





