HSBC、26年の銀平均価格予想を68.25ドルへ上方修正
2019年6月18日、シンガポールで撮影された銀地金。REUTERS/Edgar Su
Anmol Choubey
[7日 ロイター] - 英金融大手HSBCは、2026年の銀平均価格見通しを従来予想の1オンス当たり44.50ドルから68.25ドルへ、27年予測も40ドルから57ドルへそれぞれ上方修正した。また、26年に銀価格が1オンス当たり58ドルから88ドルの間で推移すると予測した。
需給の逼迫と旺盛な投資意欲、高水準の金価格によるけん引が下支えするとみている。一方、供給制約が緩和される26年後半には価格調整が起こる可能性があると警告した。
HSBCは「価格は本質的に過大評価されているとみているが、短期的な逼迫感が緩和されるまでは上昇局面を含めた変動が続くと予想している」とコメントした。
銀価格は25年に146%上昇し、12月29日に過去最高となる1オンス=83.62ドルを付けた。7日時点の取引水準は79ドル程度。
HSBCは世界の銀の供給不足が25年に2億3000万オンスだったのが26年に1億4000万オンスへ縮小し、27年には5900万オンスにとどまると予測する。
また、世界の銀消費量のうち半分超を占めている工業需要が25年に約6億6500万オンスだったのが26年に約6億6000万オンスに、27年には6億1600万オンスにそれぞれ減少すると予測。宝飾品消費量も25年に1億9900万オンスだったのが、26年には1億8400万オンスに減るとの見通しを示した。
これに対し、銀の供給は25年に8億1300万オンスだったのが、26年には8億2400万オンスへ拡大すると予想。銀価格の高騰を背景に、25年のリサイクル量は2億600万オンスに膨らむ見込みだ。
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