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欧州系ファンドのEQT、フジテックへのTOB成立
2025年12月16日(火)16時02分
Shinichi Uchida
[東京 16日 ロイター] - エレベーター・エスカレーター大手のフジテックは16日、欧州系投資ファンドEQT関連のファンドが非公開化に向けて実施した株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。11月14日から12月15日まで1株5700円で買い付け、予定数の下限以上の応募があった。
筆頭株主で約3割の株式を保有する香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントは全株を応募した。
今後は株主をEQTと創業家関連のみとする手続きを通じて、フジテック株は上場廃止になる見込み。
フジテックを巡っては、2023年2月にオアシスが提案した社外取締役の解任議案などが一部を除き臨時株主総会で可決。同年3月には創業家出身の内山高一会長(当時)が解職されるなど経営が混乱した。





