印インディゴ、顧客に5500万ドル強補償 大規模欠航で想定
インドの大手格安航空会社(LCC)インディゴは12日、今月初旬から続いた旅客便の大規模な欠航に関連し、影響を受けた顧客に対する補償金の支払いが総額50億ルピー(5519万ドル)超になるとの推計を発表した。写真はインド・ムンバイの国際空港にあるインディゴのチケット販売所。2023年5月撮影(2025年 ロイター/Francis Mascarenhas)
[12日 ロイター] - インドの大手格安航空会社(LCC)インディゴは12日、今月初旬から続いた旅客便の大規模な欠航に関連し、影響を受けた顧客に対する補償金の支払いが総額50億ルピー(5519万ドル)超になるとの推計を発表した。
パイロットの勤務当番計画の不備で約4500便が欠航し、数万人の乗客が足止めされた。これを受けて同社は、民間航空当局から冬季の国内線運航予定便数を10%削減するように指示された。
インディゴはXへの投稿で12月3─5日に深刻な影響を受け、空港で足止めされた便の特定を進めているとして「出発時刻の24時間以内に欠航した便の顧客、および特定の空港で足止めされた顧客」に対して補償すると説明した。
同社は10日、冬季国内線運航計画の縮小を受け、2026会計年度の第3・四半期決算(25年10─12月)の輸送能力とユニットレベニュー(座席キロ当たりの収入単価)の見通しを下方修正した。





