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仏サービスPMI、11月は節目の50超え 昨年8月以来
2025年12月03日(水)18時48分
[パリ 3日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめたフランスの11月HCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は51.4と10月の48.0から上昇し、景況拡大・悪化の分かれ目となる50を昨年8月以来初めて上回った。新規ビジネスが堅調だった。
速報値の50.8も上回った。
製造業を含む総合PMIも拡大圏に入り、10月の47.7から50.4に上昇。こちらも速報値の49.9を上回った。
ハンブルク商業銀行のエコノミスト、ヨナス・フェルドフーセン氏は「フランスの民間部門の生産は1年以上ぶりに増加した。しかし、製造業が依然として全体の足を引っ張っている」と指摘。サービス部門の回復は心強いものの、これが持続的なのか、それとも一時的なのかはまだ分からないと注意を促した。
サービス部門の雇用は小幅に減少。競争圧力が企業の値上げを制限し、投入コストの上昇にもかかわらず産出価格はほぼ横ばいとなった。





