物言う投資家ジャクソン氏、暗号資産トレジャリー企業の立ち上げ準備
12月3日 物言う投資家(アクティビスト)として知られるエリック・ジャクソン氏が率いるEMJキャピタルは、暗号資産(仮想通貨)を財務資産とする新会社「EMJX」の立ち上げ準備を進めている。写真は9月10日撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Karen Brettell
[2日 ロイター] - 物言う投資家(アクティビスト)として知られるエリック・ジャクソン氏が率いるEMJキャピタルは、暗号資産(仮想通貨)を財務資産とする新会社「EMJX」の立ち上げ準備を進めている。
ビットコインやイーサなどさまざまな仮想通貨を資産として戦略的に保有するこうした暗号資産トレジャリー企業の代表は、マイケル・セイラー氏が創設したストラテジー(旧マイクロストラテジー)だ。
ただEMJXは、これらの資産を購入して保有しつつも、マルチアセット戦略を採用し、積極的なヘッジを行う計画で、ストラテジーなど他の暗号資産トレジャリー企業とは一線を画す方針。暗号資産の価格急落による損失(ドローダウン)を抑えつつ、価格上昇時には利益を享受することを目指している。
ジャクソン氏はインタビューで「次のフロンティアは、リスク管理型のデジタル・トレジャリーだと思う。ビットコインが堅調な局面では値上がり(益)が引き続き期待させるが、暗号資産市場の冬の時代には大規模なドローダウンを免れるのに役立つ」と説明した。
EMJXの戦略に基づくと、今年はビットコインとイーサの価格がそれぞれ3%と10%下落している中でも、31%の投資リターンを得られる計算だ。
同戦略は独自に構築した複数の人工知能(AI)モデルに依拠しており、ジャクソン氏によると、ビットコインとイーサの双方が発するシグナルを統合することでモデルがより強固になっているという。
ジャクソン氏は、暗号資産市場は従来の資産よりも豊富なデータセットも提供していると指摘。その理由としてブロックチェーンが特定トークンへの資金流出入をリアルタイムで記録する点を挙げ、この透明性によってEMJのような企業は「クジラ」と呼ばれる大口投資家の行動を分析し、そのパフォーマンスを追跡できると述べた。
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