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エアバス機、1日にほぼ通常運航へ 不具合ソフトの更新進む

2025年12月01日(月)10時47分

写真はエアバスのロゴ。ドバイの航空ショーで11月17日撮影。REUTERS/Amr Alfiky

Tim Hepher Allison Lampert David Shepardson

[パリ 1日 ロイター] - 各国で欠航などの影響が出た欧州航空機大手エアバスの主力機「A320」シリーズの不具合問題は、当初予想よりも迅速にソフトウエアの更新が進み、1日にはほぼ通常運航に戻りつつあるという。

ソフト更新の対象は世界で約6000機に上り、運航中のA320シリーズの半数超に及んだ。ただ複数の航空会社は、影響を受ける航空機の数とエアバスが当初1機当たり約3時間としていた作業時間を下方修正した。

ある業界関係者は11月30日、影響を受ける航空機の総数は「かなり減った」と語った。エアバスはこの問題を発表した28日の声明以外は情報を明らかにしていない。

同社はこの声明で、最近発生したA320系統機の事案により、強い太陽放射が飛行制御に不可欠なデータを破損させる可能性があることが判明したと説明していた。[]

一方、対応に時間がかかるケースもあり、コロンビアのアビアンカ航空は12月8日まで予約停止を継続する。

ロイター
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