バークシャー、手元資金が過去最高 12四半期連続で株売り越し
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイは1日、第3・四半期決算を発表した。増益となる中でも、手元資金が過去最高の3817億ドルに膨れ上がり、市場に対して慎重な姿勢を崩していないことを示唆した。写真はニューヨーク証券取引所で、スクリーンに表示されたバークシャーのロゴ。昨年9月撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
Jonathan Stempel
[1日 ロイター] - 著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイは1日、第3・四半期決算を発表した。増益となる中でも、手元資金が過去最高の3817億ドルに膨れ上がり、市場に対して慎重な姿勢を崩していないことを示唆した。
株式売買は12四半期連続の売り越しとなった。また、5四半期連続で自社株買いを実施しなかった。
第3・四半期の営業利益は保険損失の減少が寄与し、34%増の134億9000万ドルと、アナリスト予想を上回った。
一方、売上高はわずか2%増にとどまり、米経済全体の成長率を下回った。
景気先行き不透明感と消費者信頼感の低下が足かせとなり、傘下の住宅建設クレイトン・ホームズの売上高が伸び悩んだほか、乾電池大手デュラセルやアパレル企業フルーツオブザルームなどが減収となった。
エドワード・ジョーンズのアナリストで、9月にバークシャーの投資判断を「買い」に引き上げたジェームズ・シャナハン氏は、市場が今年上昇する中、バークシャーが現金支出拡大に抵抗していることは失望に値するとし、「自社株も含め、株価が割高だと感じれば、最終的にはその通りになるが、長い間間違っていることもある」と述べた。
自動車保険事業ガイコは新規契約獲得に向け支出を拡大する中、利益が減少した。
鉄道事業BNSFは6%増益。燃料費の減少と「従業員の生産性向上」が寄与したという。
純利益は308億ドルで前年同期の262億5000万ドルから増加した。純利益にはバークシャーが保有する株式の評価損益が含まれるため変動が大きくなる。9月末時点の同社の株式ポートフォリオは2832億ドル。
バフェット氏は今年末で最高経営責任者(CEO)を退任する予定で、今回がCEOとして最後の四半期決算発表となる。バフェット氏は会長にとどまり、グレッグ・アベル副会長がCEOに就任する。
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