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独ルフトハンザ、第3四半期営業益が予想超え 北大西洋市場低迷でも

2025年10月30日(木)18時50分

 10月30日、独航空大手ルフトハンザが発表した第3・四半期決算は、営業利益が北大西洋市場の低迷で前年同期比1%減の13億3000万ユーロ(15億5000万ドル)となったものの、市場予想の13億2000万ユーロをわずかに上回った。独フランクフルトで21日撮影(2025年 ロイター/Ilona Wissenbach)

Joanna Plucinska Ilona Wissenbach

[ロンドン 30日 ロイター] - 独航空大手ルフトハンザが30日発表した第3・四半期決算は、営業利益が北大西洋市場の低迷で前年同期比1%減の13億3000万ユーロ(15億5000万ドル)となったものの、市場予想の13億2000万ユーロをわずかに上回った。

第4・四半期の見通しは堅調で、需要は改善する見込みとしている。

トランプ米大統領が2024年の選挙で勝利して以来、欧州から北米への旅客が減少。ルフトハンザは以前、第3・四半期には特に大西洋横断市場での需要が軟化する可能性があると警告していた。今回の決算資料では、同四半期の需要軟化は「一時的な後退」だと述べている。

アナリストによると、同社は好調なラテンアメリカ市場とプレミアム予約で需要を補うことができた。

ルフトハンザはまた、営業利益が昨年の16億ユーロを大幅に上回るとする2025年業績見通しを据え置いた。

ロイター
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