トランプ・メディア、予測市場事業に参入へ
10月28日、トランプ米大統領(写真)のメディア企業トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、暗号資産(仮想通貨)取引所運営会社クリプト・ドット・コムとの提携を通じて予測市場に参入すると発表した。ホワイトハウスで9月撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)
[28日 ロイター] - トランプ米大統領のメディア企業トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは28日、交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、暗号資産(仮想通貨)取引所運営会社クリプト・ドット・コムとの提携を通じて予測市場に参入すると発表した。
トランプ・メディアは米国で近くサービスを開始する予定で、必要な条件が整えばすぐに世界的な事業展開に着手することも計画している。
予測市場は利用者がスポーツ、エンタメ、政治、経済動向を含めた幅広い出来事を予測して利益を得られる仕組みだ。昨年の米大統領選以降、こうした出来事に基づいた契約取引が勢いを増している。
予測市場は関心の高まりとともに、金融界でより広く受け入れられる有力な手段としてますます注目されており、とりわけ接戦状況の際は伝統的な世論調査よりも正確だと評価する専門家もいる。しかし、こうした市場を「デジタルカジノ」に過ぎないと主張する批評家もいる。





