米ＣＢ消費者信頼感、10月は94.6に低下 雇用不安根強く

コンファレンス・ボード（ＣＢ）が２８日発表した１０月の消費者信頼感指数は９４．６となり、９月の９５．６（従来の９４．２から上方修正）から低下した。写真はニューヨークで８月撮影（２０２５年　ロイター/Adam Gray）

［ワシントン　２８日　ロイター］ - コンファレンス・ボード（ＣＢ）が２８日発表した１０月の消費者信頼感指数は９４．６となり、９月の９５．６（従来の９４．２から上方修正）から低下した。今後６カ月間の雇用機会の確保と関税による物価上昇の持続に対する懸念が背景にある。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は９３．２だった。

ＣＢのグローバル指標担当上級エコノミスト、ステファニー・ギシャール氏は「消費者は将来の雇用や将来の景気についてやや悲観的になり、将来の収入に関する楽観も若干後退した」と述べた。