日経平均は反発、ハイテク株高がけん引 一巡後はもみ合い
10月24日、東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比658円04銭高の4万9299円65銭で取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Hiroko Hamada
[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比658円04銭高の4万9299円65銭で取引を終えた。前日の米ハイテク株高を好感する形で指数寄与度の高いAI(人工知能)・半導体関連銘柄が買われ、日経平均は一時800円近く上昇する場面もあった。ただ、その後は高値圏でのもみ合いが継続。後場には高市早苗首相の所信表明演説が伝わったが、反応は限定的だった。
日経平均は前営業日比453円高と堅調にスタートした後、上げ幅を拡大し、後場に一時793円高の4万9435円31銭まで上昇した。指数寄与度の高い銘柄群が堅調に推移し、相場を押し上げた。決算発表など個別材料を手掛かりにした物色もみられた。
高市首相は24日の所信表明演説で、防衛費を国内総生産(GDP)比2%へ引き上げる目標を2年前倒して今年度中に実現するとともに、国家安全保障戦略など安保関連3文書を来年中に改定することを目指すと語った。
ただ、これまでの発言内容と大きく変わらず、株価の反応は限定的だった。後場終盤にかけては週末を控えて様子見姿勢も広がり、4万9300円を軸に一進一退となった。
市場では「新政権への期待による株高はそろそろ一巡し、次第に決算発表にマーケットの関心が向かっていく」(国内証券・チーフストラテジスト)との声が聞かれる。丸三証券の投資情報部長・丸田知宏氏は「特に時価総額の大きい企業の決算発表がポイントで、上方修正が多ければEPS(1株当たり純利益)の上昇に伴い、日経平均も5万円台を試す動きになりそうだ」と話している
TOPIXは0.48%高の3269.45ポイントで取引を終了。プライム市場指数は0.48%高の1683.18ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は5兆3263億7600万円だった。東証33業種では、非鉄金属、鉱業、電気機器など16業種が値上がり。不動産、その他製品、その他金融など17業種は値下がりした。
新興株式市場では、東証グロース市場250指数が0.34%安の728.74ポイントと小幅に続落した。
グロース市場に新規上場したインフキュリオンは公開価格を7.14%下回る1560円で初値を付け、1660円まで上昇。初値を下回る1451円で取引を終えた。
個別では、前日に2026年3月期の業績予想を未定に変更すると発表したニデックが3%超安となった。一方、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、アドバンテストは堅調。キオクシアホールディングスは19%超高と、大幅上昇した。
主力のトヨタ自動車はしっかり。任天堂や良品計画は値下がりした。
プライム市場の騰落数は、値上がり677銘柄(41%)に対し、値下がりが880銘柄(54%)、変わらずが58銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 49299.65 +658.04 49095.27 48,965.78─49,435.31
TOPIX 3269.45 +15.67 3271.06 3,256.89─3,279.82
プライム市場指数 1683.18 +8.06 1683.70 1,676.89─1,688.46
スタンダード市場指数 1498.39 +9.35 1493.89 1,489.71─1,498.78
グロース市場指数 948.37 -3.08 955.79 947.16─956.13
グロース250指数 728.74 -2.51 734.68 727.83─735.01
東証出来高(万株) 211270 東証売買代金(億円) 53263.76
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