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JPモルガン、マンハッタンに新本社ビル 最新設備で採用拡大へ

2025年10月22日(水)10時21分

 10月21日、米金融大手JPモルガン・チェースは、マンハッタンのミッドタウンに30億ドルを投じた60階建ての新本社ビルを正式にオープンした(2025年 ロイター/Eduardo Munoz)

Nupur Anand

[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースは21日、マンハッタンのミッドタウンに30億ドルを投じた60階建ての新本社ビルを正式にオープンした。近代的な設備が従業員の採用拡大につながることを期待している。

ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、新本社ビルの開設はニューヨーク市への重要な投資だと述べた。同行は市経済への貢献は年間420億ドルに上るとしている。

グローバル企業不動産部門責任者、デビッド・アリーナ氏は、新本社は1万人の従業員を収容でき、将来における世界各地の同行オフィスのモデルとなると説明。

パークアベニューの新拠点では、生体認証によるアクセスや、従業員が食事を注文したり会議室を予約したりできるビルアプリが導入されるほか、荷物配達用のドローン(無人機)ポートも設置される。さらに、ミシュランの星を獲得したビーガンレストラン、エアストリームのトレーラーからプロテインシェイクを提供するカフェ、英国風パブなどのアメニティがそろっているという。

ロイター
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