午前の日経平均は反落、一時500円超安 米株安や円高が重し

前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比450円43銭安の4万7827円31銭となった。東京証券取引所で1月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Hiroko Hamada
[東京 17日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比450円43銭安の4万7827円31銭となった。前日の米市場で、大手地銀を巡る信用不安が高まり株安となった流れを引き継いで、東京市場でも売りが優勢となった。前日までの続伸を受けて利益確定売りが先行したほか、為替の円高も重しとなった。特に金融株の下落が目立ち、日経平均は一時500円超安となる場面もあった。
日経平均は前営業日比456円安と軟調にスタートした後、下げ幅を広げ、一時548円安の4万7729円11銭まで下落した。ハイテク株の一部が軟調で指数を押し下げた。ただ、為替相場ではドル/円の円高進行が一服し、日経平均は下げ渋る場面もあった。中盤には136円安の水準まで下げ幅を縮小。ただ、前引けにかけては4万7800円台を軸にもみ合い、不安定な値動きとなった。
市場では「米地銀の信用不安が高まったことにより、足元ではVIX指数が上昇している。VIXがさらに高くなり、米株が調整するようだと日本株にも売りが波及するだろう」(GCIアセットマネジメントのポートフォリオマネージャー・池田隆政氏)との声が聞かれた。池田氏は目先について、「どちらかというとダウンサイドリスクの方が警戒される」とみている。
今月末には米大手IT企業の決算発表や日米の金融政策イベントを控えており、手掛けにくさも意識されるのではないか、という。
TOPIXは0.7%安の3180.89ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆5214億1400万円だった。東証33業種では、食料品、その他製品、水産・農林など9業種が値上がり。保険、銀行、証券、商品先物取引など24業種が値下がりした。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ、りそなホールディングス、みずほフィナンシャルグループなど銀行株が軟調だった。上場2日目のテクセンドフォトマスクは大幅高。
指数寄与度の大きい東京エレクトロンは小幅安。アドバンテスト、ソフトバンクグループは軟調。ファーストリテイリングはわずかに上昇した。
プライム市場の騰落数は、値上がり431銘柄(26%)に対し、値下がりが1126銘柄(69%)、変わらずが58銘柄(3%)だった。
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