ニュース速報
ビジネス

米デルタ航空、第3四半期は利益が予想上回る 見通しも強気

2025年10月09日(木)20時06分

FILE PHOTO: A staff uploads packages on Delta Air Lines plane at John F. Kennedy International Airport in Queens, New York City, U.S., April 23, 2025. REUTERS/Jeenah Moon/File Photo

Rajesh Kumar Singh

[シカゴ 9日 ロイター] - 米デルタ航空 が9日発表した第3・四半期決算は、調整後1株当たり利益が1.71ドルと、アナリストの平均予想(1.53ドル)を上回った。法人旅行需要の回復と価格決定力の向上を背景に、第4・四半期についても明るい見通しを示した。

国内線の座席供給が急減したことで運賃が上昇。これによりデルタの価格決定力を示す重要指標である単位収益は、第2・四半期のマイナスから第3・四半期にはプラスに転じた。第4・四半期もプラスを維持するとの見通しを示している。

第4・四半期の調整後1株当たり利益は1.60─1.90ドルと予想している。LSEGのデータによれば、アナリスト予想の中央値は1.75ドル、平均は1.66ドル。売上高は前年同期比約2─4%増を見込む。

ただし、この見通しには米政府機関の一部閉鎖による影響は織り込んでいない。航空管制施設の人員不足により今週は1万3000便超が遅延しており、一部の旅行者は政府機関が再開されるまで旅行を控えている。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米ロ、ウクライナ和平への努力継続 ロ補佐官が勢い消

ワールド

トランプ氏、12日にエルサレム訪問の見通し=イスラ

ワールド

ガザ停戦、イスラエル閣議決定後24時間以内に発効=

ワールド

政府・日銀の協定見直し、直ちに必要とは考えず=高市
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国EVと未来戦争
特集:中国EVと未来戦争
2025年10月14日号(10/ 7発売)

バッテリーやセンサーなど電気自動車の技術で今や世界をリードする中国が、戦争でもアメリカに勝つ日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル賞の部門はどれ?
  • 3
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな飼い主との「イケイケなダンス」姿に涙と感動の声
  • 4
    ウクライナの英雄、ロシアの難敵──アゾフ旅団はなぜ…
  • 5
    50代女性の睡眠時間を奪うのは高校生の子どもの弁当…
  • 6
    あなたは何型に当てはまる?「5つの睡眠タイプ」で記…
  • 7
    史上最大級の航空ミステリー、太平洋上で消息を絶っ…
  • 8
    米、ガザ戦争などの財政負担が300億ドルを突破──突出…
  • 9
    【クイズ】イタリアではない?...世界で最も「ニンニ…
  • 10
    底知れぬエジプトの「可能性」を日本が引き出す理由─…
  • 1
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレクトとは何か? 多い地域はどこか?
  • 2
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 3
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最悪」の下落リスク
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    赤ちゃんの「耳」に不思議な特徴...写真をSNS投稿す…
  • 6
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 7
    祖母の遺産は「2000体のアレ」だった...強迫的なコレ…
  • 8
    ロシア「影の船団」が動く──拿捕されたタンカーが示…
  • 9
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 10
    更年期を快適に──筋トレで得られる心と体の4大効果
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 9
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 10
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中