ガザ停戦、イスラエル閣議決定後24時間以内に発効=政府報道官
イスラエル政府報道官は9日、イスラエルとイスラム組織ハマスが合意した米国主導の和平案の第1段階にイスラエル政府がこの日に開く閣議で承認してから24時間以内にパレスチナ自治区ガザでの停戦が発効すると述べた。写真はガザ停戦合意の発表を祝うパレスチナの救急隊員。ガザ市で同日撮影(2025年 ロイター/Ebrahim Hajjaj)
[エルサレム 9日 ロイター] - イスラエル政府報道官は9日、イスラエルとイスラム組織ハマスが合意した米国主導の和平案の第1段階にイスラエル政府がこの日に開く閣議で承認してから24時間以内にパレスチナ自治区ガザでの停戦が発効すると述べた。
報道官によると、この24時間の期間が終了次第、人質解放のための72時間の期間が開始される。人質解放後、イスラエル軍はガザ地区の約53%の掌握を維持するという。
合意の一環として、イスラエルはガザ地区で拘束されている人質の解放と引き換えにイスラエルが拘束するパレスチナ人を釈放する。ただ、イスラエル政府報道官によると、ハマスが釈放を要求しているファタハ運動の指導者マルワン・アル・バルグーティ氏は釈放の対象にならない。





