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ヘッジファンド、アジア新興国株売り越し 過去5カ月で最大=GS

2025年09月30日(火)13時37分

 9月29日、ゴールドマン・サックスの26日付の顧客向けリポートによると、グローバル・ヘッジファンドは19─25日にアジアの新興国株式を売り越した。写真は2023年8月、香港で撮影(2025年 ロイター/Tyrone Siu)

Summer Zhen

[香港 29日 ロイター] - ゴールドマン・サックスの26日付の顧客向けリポートによると、グローバル・ヘッジファンドは19─25日にアジアの新興国株式を売り越した。売り越し額は過去5カ月で最大。

中国などの大型連休を控え、特にハイテク株に利益確定の売りが出た。

最も売りが膨らんだのはオンショアとオフショアの中国株。次いでインド株、台湾株だった。

連休前のリスク回避ムードは、中国本土の投資家にも広がった。BNYのアジア太平洋市場ストラテジスト、ウィー・クーン・チョン氏によると、上海総合指数は26日、1日としては今年4月以降で最大の信用取引残高の減少を記録した。

MSCI新興国アジア株指数は今年24%上昇。MSCIワールド指数の15%上昇を大きく上回っている。

地域別では、韓国株が先週、史上最高値を付けた。年初来上昇率は41%。上海総合指数も今月、10年ぶりの高値を付けた。

中国では10月1日から8日間の大型連休が始まる。韓国市場は10月3─9日、台湾市場は10月6日と10日、香港市場は10月1日と7日が休場となる。

ロイター
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