イーライリリー経口肥満症薬、ノボ競合薬との比較試験で優位性

米製薬大手イーライリリーは9月17日、開発中の肥満症治療向けの経口GLP-1受容体作動薬「オルフォルグリプロン」について、2型糖尿病成人患者を対象とした直接比較試験において同薬がデンマーク同業ノボノルディスクの競合薬「リベルサス」よりも平均血糖値と体重をより効果的に低下させたと明らかにした。2023年3月、カリフォルニア州サンディエゴで撮影(2025年 ロイター/Mike Blake)
Maggie Fick Mrinalika Roy
[ウィーン 17日 ロイター] - 米製薬大手イーライリリーは17日、開発中の肥満症治療向けの経口GLP-1受容体作動薬「オルフォルグリプロン」について、2型糖尿病成人患者を対象とした直接比較試験において同薬がデンマーク同業ノボノルディスクの競合薬「リベルサス」よりも平均血糖値と体重をより効果的に低下させたと明らかにした。
この新たな試験データはオルフォルグリプロンの承認申請にとって追い風となる。ただ、イーライリリーは同薬が米国の新たな優先審査制度の対象となり得るかどうかを判断するのは時期尚早との見解を改めて表明した。
オルフォルグリプロンは、イーライリリーの注射剤チルゼパチド(「マンジャロ」と「ゼップバウンド」の商標で販売)が標的とする食欲抑制ホルモンGLP-1を模倣する薬剤。
ガベリ・ファンズのポートフォリオマネージャー、ダニエル・バラサ氏は「このデータは、イーライリリーがGLP-1薬市場での主導権を維持する態勢が整っているとのわれわれの確信を強める」とし、オルフォルグリプロンがリベルサスとの比較試験で、優れた有効性だけでなく投与の利便性においても優位性を示したと指摘した。
イーライリリーは16日、別の後期臨床試験の全データから、オルフォルグリプロンが過体重の人の体重を約12%減少させたとし、安全性プロファイルは注射薬と同等だったと発表した。
イーライリリーは急成長するGLP-1薬市場で、ノボノルディスクに対するリードを広げようとしている。ノボノルディスクは糖尿病薬「オゼンピック」と肥満症薬「ウゴービ」でGLP-1薬市場に最初に参入したが、今年は最高経営責任者(CEO)を解任し、イーライリリーとの競争が激化する中で株価は約40%下落している。
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