[28日 ロイター] - 米国株式市場は続伸し、S&P総合500種とダウ工業株30種が最高値を更新した。前日発表の半導体大手エヌビディアの決算は一部投資家の高い期待に届かなかったものの、人工知能(AI)インフラ関連の支出がなお堅調であることを裏付けた。

エヌビディアは0.8%下落。同社の第3・四半期(8─10月)業績見通しには、米中貿易を巡る不透明感から中国向け出荷が含まれなかった。

それでも、第2・四半期の売上高が56%増加するなどAI技術への需要は依然として強いと受け止められ、他のAI関連株の支援材料となった。

アルファベットは2%高、アマゾン・ドット・コムは1%高。ブロードコムは3%近く上昇した。

ベアードの投資戦略アナリスト、ロス・メイフィールド氏は「エヌビディアはあまりにも並外れた存在で、期待外れの決算だったと言うのは、不可能に近い期待というハードルに届かなかったというだけだ」と指摘。「AIという現在の市場の主要なけん引役が消えたり、失速したりしていないのは明らかだ」と述べた。

米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数は5000件減の22万9000件と、エコノミスト予想の23万件を下回り、景気減速を巡る懸念が和らいだ。

市場の関心は29日発表の個人消費支出(PCE)統計に集まる。

スポーツ用品大手ナイキは0.2%安。コーポレート部門従業員の1%未満を削減すると発表した。

クラウドデータプラットフォームを提供するスノーフレイクは20%急伸。AI需要を理由に2026年度通期の製品売上高見通しを引き上げた。

パソコン大手HPも4.6%高。AIを搭載したパソコン(PC)への需要増加などを受け、5─7月期の売上高が市場予想を上回った。

S&P500では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.2対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は138億株。直近20営業日の平均は167億株。

   終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 45636.90 +71.67 +0.16 45581.03 45682.83 45442.68

 前営業日終値 45565.23            

ナスダック総合 21705.16 +115.02 +0.53 21619.27 21742.46 21534.94

 前営業日終値 21590.14            

S&P総合500種 6501.86 +20.46 +0.32 6483.84 6508.23 6466.96

 前営業日終値 6481.40            

ダウ輸送株20種 15902.90 +17.34 +0.11      

ダウ公共株15種 1092.14 -8.59 -0.78      

フィラデルフィア半導体 5853.05 +28.44 +0.49      

VIX指数 14.43 -0.42 -2.83      

S&P一般消費財 1881.57 +5.25 +0.28      

S&P素材 584.09 +0.04 +0.01      

S&P工業 1296.37 +2.16 +0.17      

S&P主要消費財 881.61 -4.12 -0.46      

S&P金融 894.66 +1.59 +0.18      

S&P不動産 263.71 -0.69 -0.26      

S&Pエネルギー 682.70 +4.64 +0.68      

S&Pヘルスケア 1586.54 -6.69 -0.42      

S&P通信サービス 401.74 +3.76 +0.94      

S&P情報技術 5321.40 +34.63 +0.66      

S&P公益事業 427.80 -3.74 -0.87      

NYSE出来高 10.25億株          

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 42935 + 5 大阪比    

シカゴ日経先物9月限 円建て 42920 - 10 大阪比    

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