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トランプ氏、8月下旬から少なくとも8200万ドルの債券購入

2025年11月16日(日)10時39分

 トランプ米大統領は、8月下旬から10月初旬にかけて少なくとも8200万ドル相当の社債や地方債を購入しており、中には自身の政策の恩恵を受ける分野への新規投資も含まれていた。写真は執務室から大統領専用ヘリコプターへ向かうトランプ氏。14日撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)

Nandita Bose

[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米大統領は、8月下旬から10月初旬にかけて少なくとも8200万ドル相当の社債や地方債を購入しており、中には自身の政策の恩恵を受ける分野への新規投資も含まれていた。15日に公開された財務開示で明らかになった。

政府倫理局が公表した書類によると、トランプ氏は8月28日から10月2日までの間に175件を超える金融資産の購入を行った。政府倫理法に基づく開示では各取引の正確な金額は示されず、幅を持った金額区分のみが記載されている。

トランプ氏の新たな債券投資は複数の産業に及んでおり、中には金融規制緩和などすでに現政権下の政策変更によって恩恵を受けている、あるいは受けつつある分野が含まれる。

トランプ氏が取得した社債には、ブロードコムやクアルコムといった半導体メーカー、メタ・プラットフォームズのようなテクノロジー企業、ホームデポやCVSヘルスといった小売企業、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーといった大手金融機関の発行する債券が含まれる。

インテルの社債も購入しているが、これは政府が同社の株式を取得した後のことだった。

ロイター
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