米クラッカー・バレル、トランプ氏らの反発受け旧ロゴ維持 株価上昇

8月26日、米レストランチェーンのクラッカー・バレルは、ソーシャルメディア上でトランプ大統領らからの反発を受けていた新しいロゴの導入をやめ、旧ロゴを継続すると表明した。写真はクラッカー・バレルの人員募集の看板。米フロリダ州タンパで2021年6月撮影(2025年 ロイター/Octavio Jones)
[ワシントン 26日 ロイター] - 米レストランチェーンのクラッカー・バレルは26日、ソーシャルメディア上でトランプ大統領らからの反発を受けていた新しいロゴの導入をやめ、旧ロゴを継続すると表明した。
同社はXで「クラッカー・バレルに対するお客様の声と愛情に感謝する」と述べ、「ハーシェルおじさん」として知られる老人がたるにもたれかかる姿が描かれた長年の旧ロゴを残すと明らかにした。
トランプ氏はこの発表を受け、「ロゴを元に戻したクラッカー・バレルよ、おめでとう。ファンのみんなはとても感謝している」と、自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
クラッカー・バレルの株価は反発を受けて低迷し、年初来の上昇分を帳消しにしていたが、新ロゴ撤回発表により、26日引け後の時間外取引で7%上昇した。