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SBI、東北銀と資本業務提携の合意書締結 株式2.95%上限に取得

2025年08月21日(木)16時10分

Kentaro Okasaka

[東京 21日 ロイター] - SBIホールディングスと東北銀行(岩手県盛岡市)は21日、戦略的資本業務提携に関する合意書を締結したと発表した。東北銀はSBIグループの経営資源を活用して顧客に付加価値の高いサービス提供が可能になるとしている。

SBI子会社のSBI地銀ホールディングスが3月末時点での東北銀の発行済み株式総数の2.95%相当の株式を上限として取得し、東北銀は1億円を上限としてSBIホールディングスの株式を取得する。

SBIグループは東北銀の顧客に対し、金融商品やサービスを提供。東北銀は同グループに運用資産の一部を委託し収益力強化を図る。両者の金融仲介機能の強化に向け、資本性資金やローンの提供を通じ、地元企業を支援するための共同ファンドも設立するという。

SBIは地元企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援、スマートフォンのアプリなど東北銀のDX推進にも携わる。

SBIは、東北銀とはこれまでもSBI証券との金融商品仲介業サービスなどで連携してきたが、東北銀の経営基盤強化や提供サービスの高度化を支援し、地方創生の実現に貢献するため合意書締結に至ったとしている。

ロイター
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