中国・百度、第2四半期は4％減収 広告市場の低迷続く

　８月２０日、中国の検索エンジン大手、百度（バイドゥ）が日発表した第２・四半期の売上高は、前年同期比４％減の３２７億１０００万元（４５億６０００万ドル）と、ＬＳＥＧがまとめた市場予想（３２７億６０００万元）をわずかに下回った。写真はバイドゥのロゴ。１８日撮影（２０２５年　ロイター/Dado Ruvic）

[２０日 ロイター] - 中国の検索エンジン大手、百度（バイドゥ）が２０日発表した第２・四半期の売上高は、前年同期比４％減の３２７億１０００万元（４５億６０００万ドル）と、ＬＳＥＧがまとめた市場予想（３２７億６０００万元）をわずかに下回った。

経済の不透明感が長期化し、広告市場の低迷が続いた。

中国企業はコスト削減のため、広告支出を抑制している。不動産不況、雇用低迷、不安定な消費動向が背景だ。

売上高の６０％を占めるオンライン広告事業の売上高は１５％減の１６２億元。

ＡＩ（人工知能）クラウド部門が好調だった非オンライン広告事業は３４％の増収となった。