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S&P年末目標を6600に引き上げ、減税で企業収益押し上げ=シティ
2025年08月12日(火)00時20分

米金融大手シティグループはS&P総合500種の2025年末の目標を6600とし、前回6月の6300から引き上げた。2017年10月、カナダ・オンタリオ州のトロントで撮影(2025年 ロイター/Chris Helgren)
[11日 ロイター] - 米金融大手シティグループはS&P総合500種の2025年末の目標を6600とし、前回6月の6300から引き上げた。トランプ政権の減税・歳出法で企業収益が押し上げられるとしている。
目標引き上げは過去2カ月で2回目。シティのアナリストは8日付のメモで、超大型7銘柄(マグニフィセント・セブン)の好業績がS&P総合500種の上昇を下支えしていると指摘。強気シナリオでは、S&P総合500種は7200に達するとした。
また、米国の関税措置により想定される基調的な下押し圧力はすでにほぼ織り込まれているとした。
ゴールドマン・サックスやバンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチなども目標を引き上げている。